Observe It 第 1 回: Ben Sigelman とオブザーバビリティを掘り下げる

ホストの Daniela Miao がお届けする Observe It ポッドキャストの第 1 回です。

Daniela Miao headshot Daniela Miao
Ben Sigelman の写真と虫眼鏡を持つリスを配した Observe It 第1回の画像

概要

Momento 共同創業者の Daniela Miao が業界のリーダーを迎え、オブザーバビリティに関する知見を共有するポッドキャスト Observe It へようこそ。

第 1 回では、Daniela が ServiceNow の GM で、Lightstep の共同創業者兼 CEO である Ben Sigelman と対談します。オブザーバビリティの歴史、コスト最適化、データプロファイリング、この分野で革新を続ける必要性など、さまざまな側面を取り上げます。

冒頭では、Ben が Google 在籍中にオブザーバビリティへ関心を持った経緯を語ります。Sharon Perl を通じて分散トレーシングを知り、Google で Dapper を本番導入する取り組みに参加した過程を振り返ります。

Daniela と Ben は、メトリクス、トレース、ログを一か所で見たいという利用者の要望に応える、オブザーバビリティの統合画面について議論します。Ben は、その実現が進み始めている一方で、オブザーバビリティの設計にはさらに広い可能性があり、まだ革新の余地があると指摘します。

データ量が増えるにつれて、オブザーバビリティのコスト最適化は大きな課題になります。Ben は、収集したデータの大半が一度も使われなかった Google での例を挙げ、コスト効率を意識した取り組みの重要性を説明します。

また、テレメトリデータの詳細度を動的に変えられるようにし、利用状況や要件に応じて収集する情報の粒度を調整できることが必要だと強調します。現在のデータプロファイリングはデータの属性に注目しがちですが、利用状況に基づくプロファイリングから、より有用な知見を得られる可能性があります。

最後に、システムとオブザーバビリティの提供基盤とのネットワーク上の距離を短くする重要性を議論します。この距離は、コストと性能に大きく影響する可能性があります。

Ben Sigelman について

Ben Sigelman は OpenTelemetry の共同開発者、Lightstep の共同創業者であり、現在は ServiceNow の Cloud Observability 事業の GM を務めています。2003 年から 2012 年まで在籍した Google では、Dapper トレーシングシステムと、メトリクスおよび監視システム Monarch の設計・開発を率いたことでも知られています。オブザーバビリティとクラウドネイティブ技術のエコシステムを中心に活動しています。

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